フルーツの含有量は多ければいいってもんでもない

ジェラートを作り始めた頃は

一番初めにいちごシャーベットを試作しました

 

 

 

今にして思えば

一番難しい原材料だった

 

 

 

フルーツの比率が40％～90%まで作ってみました

 

 

 

フルーツの比率を上げれば上げるほど

味が濃くなるのかと思ったら

 

 

 

意外とそうでもなかった

 

 

 

やってみないとわからんもんですね

 

 

 

美味しさの余韻でリピートを続出させる

フルーツの魔術師

中庸半端なフルフルこと古田芳章です

 

 

いちごの含有量を上げても

味が濃くならなかった理由は

 

 

 

いちごの90％以上が水分やからです

 

 

 

 

含有量を増やせば増やすほど

余計に味が薄くなったりした時もありました

 

 

 

なんでも量が多けりゃいいってもんでもないですね

 

 

 

 

商品によってフルーツの含有量は変わりますが

今現在フルーツの比率は40％です

 

 

 

 

僕らが目指してるのは

1カップ食べて

もう一個食べようかな

と思える濃度です

 

 

 

あまり濃すぎたら

1カップ食べきれません

 

 

 

以前にフルーツの含有量が90％の

みかんシャーベットを試作しましたが

 

 

 

一口目はめちゃめちゃ美味しい

でも二口、三口食べると

もうええってなる

 

 

 

濃すぎて飽きてくるので

そんなに食べられない

 

 

 

なので40％がいいラインです

 

 

 

フルーツ感も感じるし

2，3個ペロッと食べれる

 

 

 

そんな濃度がいい

 

 

 

フルーツ系のジェラートが多いのですが

ミルクを使うと

どうしても和風のジェラートもほしいと

お客さんに言われました

 

 

 

イベントに出店すると

必ずこういう人がいます

 

 

 

「とりあえずバニラ！」

 

 

 

イベントでは、バニラ、チョコが圧倒的に売れます

 

 

 

フルーツ系ではやっぱり「いちご」

 

 

 

子供さんが注文するのは

バニラ、チョコ、いちごです

 

 

 

年間通すとフルーツ系ジェラートより

和風のミルク系ジェラートのほうが

よく出てます

 

 

 

夏は圧倒的にフルーツシャーベットですけど

 

 

 

 

やっと1年で一番忙しい7月、8月が終わりました

9月に入ってやっと落ち着いてきました

 

 

 

あまり暇になっても困るんやけど

忙しすぎるのも大変やった

 

 

 

食欲の秋に向かって

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