イズムは継承する

残すところ今年も後1日となりました

会社は昨日仕事納めだったので

通常業務は終了してるのですが

僕の仕事は終わることがないです

 

 

 

 

本日もジェラート製造してました

 

 

 

 

休み明けに注文が殺到するので

休みのうちに在庫を

作っとかないといけないからです

 

 

 

 

今しかない有田みかんの

1次加工もしとかないといけない

 

 

 

 

やること満載です

 

 

 

 

でも今年は予想しない助っ人が

現れました

 

 

 

美味しさの余韻がリピートを続出させる

フルーツの伝道師

中庸なフルフルこと古田芳章です

 

 

 

 

 

 

この時期はジェラート製造と

有田みかんの1次加工がメインです

 

 

 

有田みかんの1次加工は

みかんを洗浄、殺菌して

外の皮を剥いて冷凍保存します

 

 

 

簡単な作業です

誰にでもできます

 

 

 

でも単純作業なので

長時間やってると飽きてきます

 

 

 

集中力が持ちません

 

 

 

今年は大学に通ってる息子が

帰ってきてます

 

 

 

なんか手伝うことある？

っていうから

 

 

 

みかんの皮剥きやってと頼むと

わかったと言って

もくもくと作業してます

 

 

 

タイムカードも押さずに

 

 

 

そんなんええよ～

といって

 

 

 

見返りを求めてない

 

 

 

わが息子ながらあっぱれだ！

 

 

 

僕の頃はひどかった

 

 

 

夜の10時にバナナのトラックが着いた

 

 

 

当時中学生の僕に

おじいちゃんがおまえ下ろすの手伝ってこい

と言われ行ったけど

 

 

 

うちの父親はテレビ見ながら

寝転がってる

 

 

 

なんで僕なん？

 

 

 

こういうの言われるのは僕だけで

弟や妹には一切言わない

 

 

 

僕だけ！

 

 

 

しゃ～ないから行ったよ！

2時間後に帰ったら

みんな寝てた！

 

 

 

なんでやねん！

 

 

 

おじいちゃんにはかわいがってもらったし

僕の大学の授業料、生活費

全部出してくれたから

文句も言えないけど

 

 

 

なんか腑に落ちない

 

 

 

 

商売人の家庭はこんなことだらけ

やと思うけど

 

 

 

 

こういうことは

自分の息子には絶対せんとこと思った

 

 

 

だから仕事手伝えなんて

言ったことはない

 

 

 

でも息子から手伝うと言ってきた

バイト代なんてなくていい

充分もらってるからって

 

 

 

嫁の教育が良かったんやろね

 

 

 

今もひとりでみかんの皮むきしてる

 

 

 

将来が楽しみやね