
朝晩は上着がないと
寒い時期になったね
急に秋が来た
寒くならないと
みかんが色づかないから
まあええんやけど
今年はどんな12月になるんやろう
美味しさの余韻がリピートを続出させる
フルーツの伝道師
中庸なフルフルこと古田芳章です
続々とみかんが入ってきてるけど
まだ極早生やから
そんなに美味しい
って感じではない
この時期のフレッシュ感は味わえるけど
まだまだ糖度が低い
和歌山ではこの時期おすすめの品種は
由良早生
見るからに酸っぱそうやけど
見た目ほどではない
酸度も高いが糖度も高い
食味もなかなかいい
これは3Sです
小さいサイズのほうが
味にムラがなくて美味しい確率が高い
僕らがいつも食べるのは
2S、3Sです
これなんか見るからに美味しそう
皮が薄くて
ひび割れかけてる状態のもの
地元ではこれを
「菊みかん」と呼んでます
品種の名前ではありません
このような状態のみかんのことをいいます
雨が少ない時
こういう状態のみかんがよくできます
でもこれを意図的にやると
加減しないと木が弱って
最悪枯れます
なんでもそうですが
やり過ぎは良くない
今はこの菊みかん
以前よりは価値を認識されてますが
ひと昔前は2級品扱いで
全部ジュース用みかんとなってました
こんなに美味しいのに!
これに目を付けた大阪の果物専門店が
この小さくて美味しいみかんを集めて
お菓子の化粧箱に
一粒づつ丁寧に詰めて
15粒詰めて3000円で販売したら
飛ぶように売れたと聞きました
今やったらわかるけど
30年前にそんなことできるなんて
スゴいアイデアと実行力やね
同じもの販売しても
売り方ひとつで大きく変わる
フルーツ業界は斜陽産業だと言われてる
知り合いの果物専門店も
減る一方だ
こんな考え方できる人は
まだまだこの業界を伸ばせるんだろう
こんな先輩方ももう70を超えてる
自分も54だ
まだまだ業界内では若いほうだが
一般的にはええ年や
僕が出したアイデアは
「しょ~もな!」と言われ
すぐ却下されるけど
いかに儲かるか
ではなく
いかに楽しいか
いかにおもしろいか
そこを突き詰めよう!
会社名 | 株式会社 木の国 |
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住所 | 〒643-0002 和歌山県有田郡広川町広596 マップを見る |
定休日 | 土・日・祝日 |
営業時間 | 平日9:00〜15:00 |
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